【よくある間違い】「美しい+ですから」は×
日本語で会話をしていて、例えば 「○○さんは何で北海道が好きなんですか?」と聞いたところ、よくある返答に 「雪が白いですから」や「雪が美しいだから、北海道が好きです」というのがあります。
↓↓ “形容詞(白い/美しい)+ ですから” というかたちはあまりナチュラルではありません。 正しくは「(雪が)白くて美しいので、(北海道が)好きです」となります。
◆「ですから」というのは「です」が入っており、一見丁寧な響きなので、理由をいうのに使いたくなるのですが、答えられた側からすると、あまり気分はよくないかもしれません。 それは「~ですから」という語尾が、日本人からすると『私はこう申しているのに、まだわかってくれませんか』『当然~ですから』というような、少し見下した理由の言い方に聞こえてしまうからなんです。
◆もちろん、文法としても「白いだから」という言い方はまずしませんが、 ニュアンスとしても少し失礼になってしまうことを覚えておきましょう! ◆理由をいう時は「~なので」が丁寧でGoodです!
~☆☆私のレッスンでは、こういった“気持ちのいい話し方”に気を付けた教え方をしています。☆☆~ ただ敬語を知っている・話せるだけでなく、 時に使い方によってはそのまま使っては失礼になることがあります。ニュアンスの意味を深く理解し、 話していて相手が気持ちよくなるようなコミュニケーションができるようになりましょう!!