番外編(日本の生活のすごいところ!③)
こんにちは
香港から日本語・英語情報をお届けしています。
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【日本独特の習慣・風潮】
✤地震・津波・土砂などの自然災害が起こりやすい
日本は海底のプレートの真上にある島国なので、特に地震や火山、それによる津波、最近では
大雨による土砂災害もありましたね。現在わたしが住んでいる香港は地震がない都市なので
日本へ旅行するのが大好きな人はたくさんいますが、地震やそれによって発生した
二次災害である放射能の影響なども心配する声をよく聴きます。
✤日本語以外通じない、鎖国的なところがあるが
欧米諸国に対しては、とてもあこがれがある
日本人は「英語(特に発音)が得意じゃない」というのはよく聞く話だし
実際、外国人が日本に来ると、東京や大阪の都会のような海外からのお客様のために
特別に対策されたエリアじゃなければ、一般的には日本語以外通じないことが多いでしょう。
ただ、昔から日本人には「欧米人=特にブロンドに青い目」である外国人には
大きな憧れをいだく先入観が強くあります。
アメリカ・ハワイ・イギリス・オーストラリア・カナダなどが人気なのはそのためですね
その反面、他のアジア諸国に対しては、「見た目は似ているのに言葉や習慣が通じない」と
抵抗をもつ人は少なくありません。
✤まだまだ女性が家事・育児、男性が仕事をするという家庭がほとんど
(ヘルパーを雇う文化はないので、女性の負担が重い)
男性はしっかり外で仕事をして家族を養う、
女性はその男性を支えるために美味しいご飯を作って支え、子供の傍で育てる
というのが昔からある男女の家庭での主な役割ですね。
女性の管理職は他の国に比べ珍しいものであるし(もちろん香港と比べても)
男性が子育てによく携わると「イクメン」と呼ばれたりします
✤表向きは誰に対しても丁寧だが、他人との距離間は思いのほか空けたい
「お・も・て・な・し」の国JAPANですが、たしかにサービスやマナーの良さは海外レベルでも
かなり高い方だと思います。ただその「マナー」というのはお互いに「気持ちよく過ごすための最低限
のルール」として子供の頃から習うわけです。
なので、実は心の中で我慢していたり、ストレスを抱えていたりする人が多いため
優しさが「仮面をつけている」と皮肉を言われることもあります。
そんなこともあって、会えばお互いにとても丁寧な礼儀を持って接しますが
実は他人との距離はかなり空けておく、周りのひとが入って来ない
自分テリトリーがある方が安心する人が多いのも特徴です。かなり、繊細ですよね。
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今回で、日本編は終わりです。
書いていて思ったのは、日本はやっぱり古風な考え方がまだまだ残っている中で
時代の移り変わりに合わせて、これから変わっていく過程なのでしょうね。
ではまた次回から、香港の生活編に戻ります。